お知らせ

2011/03/31

教育GP 成果の公表
東京大学教養学部の教育GPは、2010年度末で事業期間を終了しました。2008年度から3年度にわたってお力添えをいただいた全国の皆様に心から感謝を申し上げます。
本取組の成果は上の4つの冊子にまとめられています(それぞれの概要は上の画像をクリックするとご覧いただけます)。
これらを関係の方々に配布する作業を進めています。
ご希望の方に郵送いたしますので、tougi(@マーク)komed.c.u-tokyo.ac.jp までどうぞご連絡ください。
希望される冊子のタイトルと部数をお知らせください。恐縮ですが、送料はご負担ください。宜しくお願いいたします。

2011/03/14 教育GPシンポジウム中止のお知らせ
3/11に発生しました東北地方太平洋沖地震に関し、被災されました方々には心よりお見舞い申し上げます。3/18(金)に予定していましたシンポジウムは中止となりました。詳細は、東京大学教養学部教育 GP までお問い合わせください。
2011/02/18 教育GPシンポジウム開催のお知らせ
3/18(金)に討議力シンポジウム 「対話のなかの学び」を開催いたします。くわしくは<こちら>
2011/01/25 合同フォーラムに参加しました
平成22年度「大学教育改革プログラム合同フォーラム」に参加しました。また、分科会で本学取組内容について、取組責任者の山本泰教授が事例発表いたしました。会場席は満席で、サテライト中継の会場も満席になりました。当日会場は、キャンセル待ちの長蛇の列が出来ていました。ご参加頂いたみなさま、ご参加ありがとうございました。事例発表の動画は<こちら>でご覧ください。
2010/11/01 討議型教室の教育成果のアンケート公開
学期終了に際し、討議型教室を実際に使用した学生を対象にアンケートを行いました。結果は<こちら>
2010/10/15 合同フォーラム参加に関して
平成22年度「大学教育改革プログラム合同フォーラム」に参加いたします。また、分科会にて本学取組内容について事例発表いたします。参加するには事前予約が必要になります。詳細は<こちら>
2010/10/06 討議型授業の開講
2010年冬学期に当GPの特任講師が授業を開講しました。詳細は<こちら>
2010/10/01 海外研修の報告
9月20日から9月23日まで香港科技大学香港理工大学へ研修に行きました。
2010/07/13 成果説明資料の作成
文部科学省からの依頼により、本教育GPのこれまでの成果をパワーポイント1枚にまとめました→<こちら>
2010/06/12 教育GPシンポジウムの概要
3月1日(月)に東大駒場キャンパスで開催された教育GPシンポジウムの資料は以下の通りです。
ポスター→<こちら>  シンポジウムの概要→<こちら>
当日のプレゼンテーション→<こちら>
当日の写真→<こちら
教養学部報(530号)の記事→<こちら
2010/05/12 国際シンポジウムの概要
2月19日(金)に東大駒場キャンパスで開催された国際シンポジウム 「教育から学びへ:大学教育改革の国際的潮流」 の概要は以下の通りです→<こちら>
2010/02/12 教育GPシンポジウム「討議について討議する」
3月1日(月)15時より、東大駒場キャンパスにて教育GPシンポジウムが開催されます。詳細は→<こちら>(PDFファイル)をご参照下さい。
2010/01/05 パンフレット
当プロジェクトの新しいパンフレット(PDFファイル,1,315KB)を→<こちら>からダウンロードできます。
2009/12/10 シンポジウム報告
11月13日(金)にシンポジウム「ジェネリック・スキルとしての討議力−主体的な学びの作法−」を開催しました。シンポジウムの報告(PDFファイル,423KB)を→<こちら>に掲載いたしました。
2009/10/16 シンポジウム「ジェネリック・スキルとしての討議力」
11月13日(金)18時より、シンポジウム「ジェネリック・スキルとしての討議力−主体的な学びの作法−」を開催いたします。詳細は→<こちら>をご覧ください。
2009/07/30 『IKUEI NEWS』第47号に記事掲載
電通育英会の機関紙『IKUEI NEWS』第47号(2009年7月号)に教育GPの取り組みが取り上げられました。特集「明日への視点 大学生が身につけるべき力(3)ジェネリック・スキル」の中で、事例の一つとして紹介されています。PDF版は→<こちら>です。
2009/07/30 『教育ルネサンス 大学の実力』
読売新聞教育取材班『教育ルネサンス 大学の実力』(中央公論新社、2009年7月発売)の中で、教育GPの取り組みが取り上げられています。
2009/07/08 『教養学部報』2009年7月8日号に記事掲載
『教養学部報』第552号に、教育GPを紹介する記事「討議力を鍛えよう」が掲載されました。
ウェッブ上のリンクは→『教養学部報』522号「討議力を鍛えよう」(学内からのみ閲覧可能です。)
PDFファイルは→こちら(学外からも閲覧可能です。)
2009/05/01「討議力」に関するアンケート結果公表
学期開始に際し、新入生の一部を対象に、大学入学までの教育課程における討論の機会の有無についてのアンケートを行いました。結果は→<こちら>です。

以前のお知らせは→<こちら>

本サイトについて

東京大学教養学部のプロジェクト「PISA対応の討議力養成プログラムの開発」は、東京大学前期課程の授業を担当する多くの部会・教員と連携して、FDによる授業改善や教室環境の整備を進め、教室での「学び」を活性化する取組みを広げ、全国に向けて新しい大学教育のモデルを提案していきます。

この「討議力養成」事業は、文部科学省の補助事業である「質の高い大学教育推進 プログラム(教育GP)」として平成20年に採択されました(平成22年度まで)。

教育GPは、教育の質の向上につながる教育取組の中から特に優れたものを選定し、 広く社会に情報提供するとともに、重点的な財政支援を行うことにより、我が国全体と しての高等教育の質の保証、国際競争力の強化に資することを目的としています。本学の 取り組みは、文部科学省が設定した課題のうち、「教育方法の工夫改善を主とする取組」と して採択されました。

当プロジェクトのパンフレット(PDFファイル,1315KB)は →<こちら>です。


東京大学の取組の概要

OECDがPISA(学習到達度調査)やDeSeCo(コンピテンシーの定義と選択) プロジェクトを通じて示したように、国際化や高度情報化が進行した現代社会に おいては、単に知識を身に付けるだけでなく、それを能動的に用い、他者と コミュニケーションをとるといった能力が重要となっています。

しかし、2008年3月に教養学部が実施した、教養課程を修了した学生に 対する「教養教育の達成度についての調査」では、「他者と討論する力」が「身についた」と答えた学生の割合が、「学問的知識」「論理的・分析的に 考える力」などの他のコンピテンシーに比べて著しく低い結果となりました。

本取組では、学生の討議力を養成するための手法を、既存の授業に組み込めるモジュールのかたちで開発し、それらを埋め込んだ授業を教養学部で展開します。 これによって討議力を備えた「市民的エリート」たる人材養成機能の強化を図ることを目指しています。

この目的に沿って、指導方法やカリキュラムの問題点を洗い出し、 ファカルティディベロップメントの手法によるスキルや経験の共有、海外の先進的な 教育機関における実践的研修、討議に適した教室環境の整備等を計画しています。

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授業の中での討議力養成

討議力は、知識・論理・表現などの総合力であり、討議力の養成にはそれに適したスキルが必要です。本取組では、討議力養成を目的とする授業を別途開設するのではなく、さまざまな形態の授業に埋め込むことのできる各種の手法(モジュール)を開発し、それを多数の授業で応用します。

連絡先

担当 山本泰(教授=取組責任者)、土明文(つち あきふみ 特任講師)、上遠野真理子(かとおの まりこ 特任研究員)
住所 153-8902 東京都目黒区駒場3-8-1
東京大学教養学部 105号館2階212号室 教育GPプログラム
電話03-5465-8822 (学内内線:4-8822)
メール tougi(@マーク)komed.c.u-tokyo.ac.jp

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