2015年度 後期課程共通科目「社会学理論」

参考文献はこちら →参考文献のページ
★重要 アカデミックライティングの要領 →阪大マニュアル

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期末レポートについて(12月13日)。

成績評価は平常点(50点)と期末レポート(50点)で行います。
期末レポートの提出要領は以下の通り。
【課題】授業で学んだことを自分なりに深め(=調べ、考え)、その成果を報告する。
【様式】A4に印字して提出。分量は6,000字〜10,000字程度(標準的なワープロの設定で5枚〜10
)。
【提出場所】2号館5階国際社会科学専攻事務室
【期限】1月
14日(木)午後5時
★重要 アカデミックライティングの要領については、以下を参照してください。→こちら

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2回目の宿題を出しました(10月30日)。

 課題は、「<The Times of Harvey Milk (カラー 87分 アメリカ映画 1984年アカデミー最優秀長編記録映画賞受賞)>をじっくり見て、以下の問いに答える」


まずは、
http://www.imdb.com/title/tt0088275/usercomments
等を見て、どういう作品なのかを読んでください。
http://en.wikipedia.org/wiki/Harvey_Milk
も見てください。参考になります。

その上で、以下の4つのテーマからひとつを選んで、以下の宿題提出ページに自分の考えを書き込む。

1)登場人物たちはどのように「社会学的想像力」を行使したと言えるか?
【プロポジション#6を提案した人たち、賛成した普通の人たちも皆、「社会学的想像力」を行使しています。 様々な 「社会学的想像力」がどう交錯して、闘争の場が形成されているのか? 】

2)この出来事の主要な局面を社会関係の型の観点から分析せよ。
【この映画には様々な社会関係が劇のように交錯します。そうした激しいダイナミズムを動かしているものは何でしょうか?】

3)「カムアウト」という行為はどのような社会的な戦略と考えられるか?
【「道徳的多数派」を前にした対抗戦略として、「カムアウト」が構想されています。これはこれでよいとして、あなたは自分の少数者としての価値を「カムアウト」して主張しますか?そうしないとしたら、その違いは何ですか?】

4)社会という場の性質を「力=power」に注目して論ぜよ。

【異性愛と同性愛の間の力関係は明らかです。どうして、そういう非対称な力関係が世の中にあるのでしょうか?性的指向という私的かもしれない領域が、どうして「社会の問題」になり、複数の正しさが政治の場面でなぜ激突するに至ったのでしょうか?】

 宿題提出ページにパスワードをかけました。下の「宿題提出のページ」にアクセするとユーザー名とパスワードを聞かれます。ユーザー名はsociology。パスワードは、以下の問いの答です。[問い] 結合過程の下位類型は、協力、交換、○○です。○○は何でしょう?shinpaiのように綴れば、それがパスワードです。

 11月5日(木)の23時までに掲示板に書き込んでください。20行程度宿題提出のページ

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1回目の宿題を出しました(9月18日)。

課題は、「社会学的想像力のエクササイズ」 →課題の趣旨

社会学的想像力を行使したと言える事例を歴史や身の回りの経験の中から探して、分析してください。きっかけは何だったのか?その人はそれをどう論理化(普遍化)したのか?それをどうやって広めたのか?それは世の中をどう変えたのか?などなど。あるいは、これから行使されるべき社会学的想像力について考察してくれてもよいです。
まずは
、今日配布した「sociological imagination」のプリントをよく読むこと。

課題への回答は、今日配布したA5の紙に書いて9月25日に持ってきてください。教室でテーブルごとに回覧してディスカッションしますから、簡潔にシャープに書いてください。

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2015年度の授業の記録
イントロダクション
  第1回(9月18日)第2回(10月2日)
  
身近な社会を観察する

  第3回(10月9日)第4回(10月16日)第5回(10月23日)
  
社会という場の性質を考えるT (争い)
  第6回(10月30日)はドキュメンタリー鑑賞
  第7回(11月6日)第8回(11月13日)第9回(11月24日)
  
社会という場の性質を考えるU (自殺)
  
第10回(11月27日)第11回(12月11日)
  第12回(12月16日)第13回(12月16日)

2010年度の授業の記録 (柳采延ほか作成)

身近な社会を観察する
  第2回(10月15日)第3回(10月22日)第4回(10月29日)
  
社会という場の性質を考える(争い)
  第5回(11月5日)第7回(11月19日)第8回(11月26日)
  第9回(12月3日)
-1第9回(12月3日)-2
  
社会という場の性質を考える(自殺)
  第10回(12月10日)第11回(12月17日)
  第12回(1月26日)
第13回(1月28日)

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THE SERENITY PRAYER
O God, give us
serenity to accept what cannot be changed,
courage to change what should be changed,
and wisdom to distinguish the one from the other.

アメリカの神学者ラインホールド・ニーバー(Reinhold Niebuhr、1892-1971)が、1943年夏にマサチューセッツ州西部の山村の小さな教会で説教したときの祈り。
http://en.wikipedia.org/wiki/Serenity_Prayer
社会学(の私の授業)は、上で言うwisdomの一部でありたいものです。


金曜日3限(5-513教室)

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